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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] PROTOCOL "Ligand Identification for Orphan MHC-Agnostic T-Cell Receptors by Whole Genome CRISPR–Cas9 Screening" Crowther MD, Legit M, Sewell AK. In: Huang, H., Davis, M.M. (eds) T-Cell Repertoire Characterization. Methods Mol Biol 2022-09-11. https://doi.org/10.1007/978-1-0716-2712-9_1 [著者所属] Stanford University School of Medicine.
 キラーT細胞は、細胞表面の細胞内異常を検知し、その細胞を破壊することで、感染症やがんに対する免疫において重要な役割を担っている。従来のキラーT細胞は、主要組織適合性複合体 (MHC)分子が細胞表面に提示するペプチドをサンプリングして、細胞内プロテオームを探索するとされてきた。しかし、一部のT細胞は、MHC以外の分子を介して細胞内の変化を感知し、病原体や新生物に反応することが明らかになりつつある。著者らは、CRISPR-Cas9を利用したゲノムワイド・スクリーンを介して、抗原に関する先験的知識を必要としない、T細胞受容体リガンド探索のための偏りの無い方法論について述べる。
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