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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[注] BACH1: 転写因子BTB and CNC homolog 1
[出典] "Genome-Scale CRISPR Knockout Screening Identifies BACH1 as a Key Regulator of Aflatoxin B1-Induced Oxidative Damage" Zhang J, Hu S [..] Zhao S, Wang X, Xie S. Antioxidants 2022-09-10. https://doi.org/10.3390/antiox11091787 [著者所属] Huazhong Agricultural University, Guangdong Laboratory of Lingnan Modern Agriculture.
 ブタ腎臓細胞を用いたゲノムワイドスクリーニングによってBACH1を同定し、ブタ腎臓細胞とヒト肝細胞において、 BACH1の枯渇が、抗酸化遺伝子の発現上昇を介して、AFB1による酸化的障害を減弱させることが明らかになった。
 その後、バーチャル構造スクリーニングにより、低分子化合物の1-Piperazineethanol, α-[(1,3-benzodioxol-5-yloxy)methyl] -4-(2-methoxyphenyl) (M2) をBACH1阻害剤として同定した。M2およびその類似体は、in vitro ではAFB1によるブタおよびヒトの細胞死を抑制し、in vivo ではM2投与によりAFB1による体重減少および肝障害の症状が有意に改善した。
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