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[出典] "Evasion of Cas9 toxicity to develop an efficient genome editing system and its application to increase ethanol yield in Fusarium venenatum TB01" Tong S, An K, Chen W et al. Appl Microbiol Biotechnol 2022-09-16. https://doi.org/10.1007/s00253-022-12178-5 [著者所属] Tianjin Institute of Industrial Biotechnology, National Innovation Centre for Synthetic Biology (Tianjin)
 研究チームは、Aspergillus nidulans 由来の自己複製因子であり、AMA1エレメントをベースとするベクターは選択を加えることなく容易に失われる。著者らはAMA1をベースとするCas9発現ベクターを利用し、ゲノム編集後のCas9発現ベクターの完全消失を介してF. venenatum に対するCas9の毒性の問題を解決した。それと共に、F. venenatum から発見した2つの内在性Pol IIIプロモーター(FvU6374とFv5SrRNA)のうち、より高性能なFv5SrRNAを採用した。
 このCRISPR/Cas9システムにより、ブタンジオールデヒドロゲナーゼをコードする遺伝子FvBDHを欠失させたところ、変異体におけるエタノール収量が野生型に比べて52%増加した。
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