crisp_bio

論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

[出典] Review "Fluorescence Signal-Readout of CRISPR/Cas Biosensors for Nucleic Acid Detection" Huang Z, Liu S, Pei X et al. Biosensors 2022-09-20. https://doi.org/10.3390/bios12100779 [著者所属] Beijing Technology and Business University, Biotechnovo (Beijing) Co., Ltd.
 CRISPR/Casシステムと複数のシグナル読み出し技術を組み合わせたCRISPRDxのアプリケーションが次々に開発されている。その中で、蛍光測定が最も広く利用されており、様々な蛍光読み出しの種類と蛍光シグナルに影響を与える変数を理解することで、最適化が可能になる。
 CRISPR/Casシステムによる検出のモードには、Cas9やdCas9などの結合活性に基づくものと、Cas12a、Cas12b、Cas13、Cas14などの切断活性に基づく2種類がある。本総説では、CRISPR/Casシステムの結合活性と切断活性に基づく、過去5年間の蛍光シグナル読み出し戦略について、基礎的な知識と例を挙げて詳細に議論する。また、利用可能な蛍光レポーターの配列と設計原理を詳細に比較・集約する。また、CRISPRを用いた検出法の現在の課題とさらなる応用について、最新の開発状況に応じて議論する。
 [図表一覧] 
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