[出典] "Gene drive mosquitoes can aid malaria elimination by retarding Plasmodium sporogonic development" Hoermann A, Habtewold T [..] Christophides GK, Windbichler N. Sci Adv 2022-09-21. https://doi.org/10.1126/sciadv.abo1733 [著者所属] Imperial College London, Institute for Disease Modeling (Bill and Melinda Gates Foundation)
著者らは、CRISPR/Cas9をベースとして先行研究で確立したintegral gene drive (IGD) [eLife 2021-08-13]に準拠して、
マラリアを媒介するガンビエハマダラカ (Anopheles gambiae )の内在遺伝子座AMPガンビシン1 (Gam1)と亜鉛カルボキシペプチダーゼA1 (CP)にそれぞれ抗菌性ペプチド (Antimicrobial peptides, AMPs)のマガイニン2 (Magainin 2) とメリチン (Mekittin) をコードするカセットを導入し、分泌させることに成功した [Fig. 1引用右図参照:Gam1-MMとMM-CPの2種類の系統]。
マラリアを媒介するガンビエハマダラカ (Anopheles gambiae )の内在遺伝子座AMPガンビシン1 (Gam1)と亜鉛カルボキシペプチダーゼA1 (CP)にそれぞれ抗菌性ペプチド (Antimicrobial peptides, AMPs)のマガイニン2 (Magainin 2) とメリチン (Mekittin) をコードするカセットを導入し、分泌させることに成功した [Fig. 1引用右図参照:Gam1-MMとMM-CPの2種類の系統]。 この小規模な遺伝子改変は、効率的な非自律的な遺伝子ドライブを実現しPlasmodium falciparum とPlasmodium berghei の両方のオーシスト発生を阻害する。これによって、感染性のスポロゾイトの放出を遅らせると同時に、ホモ接合体の雌のトランスジェニック蚊を短命にした。
さらに、マラリア疫学の大規模なエージェントベースモデルを用いて、マラリア原虫の感染サイクルを断ち切ることが可能なことも示した。
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