[出典] "Design and synthesis of DNA hydrogel based on EXPAR and CRISPR/Cas14a for ultrasensitive detection of creatine kinase MB" Chen M [..] Wang Y, Gao Z. Biosens Bioelectron 2022-10-08. https://doi.org/10.1016/j.bios.2022.114792 [著者所属] Tianjin Institute of Environmental and Operational Medicine.
 本手法では、はじめに、クレアチンキナーゼアイソ酵素(CK-MB)濃度と正の相関がある競合解離・等温指数増幅反応(EXPAR)由来の相補的DNA(cDNA)を導入することでCRISPR/Cas14a (Cas12f)システムのコラテラル切断活性を誘導し、活性化されたCas14aタンパク質が、DNAハイドロゲルのクロスリンカー鎖を無差別に切断することで、ゲルマトリックスを分解する。その結果、ゲルから放出されたPtNP/Cu-TCPP(Fe)がテトラメチルベンジジン反応を引き起こし、450 nmの吸光度を増加させることで、CK-MBの定量検出が可能になる。
 今回、CRISPR/Cas14aとDNAハイドロゲルを初めて組み合わせることで、DNAハイドロゲルのプログラム性を向上させ、微量非核酸標的の信頼性、感度、汎用性の高い検出プラットフォームを実現した。