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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] REVIEW "Towards elucidating disease-relevant states of neurons and glia by CRISPR-based functional genomics" Leng K, Kampmann M. Genome Medicine 2022-11-18. https://doi.org/10.1186/s13073-022-01134-7 [著者所属] UCSF;本文10頁/参考文献 125件
 CRISPR技術をベースとするスクリーニングは既に、神経疾患および神経発達障害のメカニズムに関する重要な洞察をもたらしており、疾患に至る細胞過程を明らかにする上で大きな期待が寄せられている。今後、CRISPRスクリーニングを細胞分化、脳オルガノイド、生体内へ応用することで、疾患関連細胞状態に関する記述的知識と疾患に関連する遺伝子変異との間のギャップをさらに縮小し、両者をつなぐ原因となる分子機構が明らかにされ、ひいては新たな治療法の開発につながることを期待できる。また、CRISPRスクリーニングにより一塩基多型の影響を調べることで、臨床の全エクソーム・全ゲノム配列決定で頻繁に見つかる意義不明の変異体の機能アノテーションや優先順位付けに貢献し、遺伝病の診断に役立つと期待される。

 [構成]
 背景
 神経疾患における疾患関連細胞状態
  - グリアの疾患関連状態
  - 神経細胞の疾患関連状態
  - 次の課題:疾患関連細胞状態の制御因子と機能の発見
 CRISPRを用いた機能ゲノミクスの概要
  - Cas9切断による遺伝子ノックアウト
  - CRISPRiやCRISPRaによる遺伝子発現の制御
  - 塩基編集とプライムエディット
  - プール型スクリーニング
  - アレイ型スクリーニング
 CRISPRスクリーニングの脳疾患研究への早期応用
  - 疾患関連タンパク質のレベルの改変体
  - 病態関連タンパク質の毒性、凝集、取り込みの修飾因子
 CRISPRとhiPSC技術の組み合わせによる疾患関連細胞状態の解明
 現在の課題および今後の方向性
  - 誘導性遺伝的摂動
  - 試験管内での老化のモデル化
  - in vitro からin vivo 
  - 遺伝的変異と疾患の関連
 まとめ
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