[出典] REVIEW "Biosensors for healthcare: current and future perspectives" Kim ER, Joe C, Mitchell RJ, Gu MB. Trends Biotechnol. 2022-12-23. https://doi.org/10.1016/j.tibtech.2022.12.005 [著者所属] Korea U, UNIST (蔚山科学技術大学校)
 バイオセンサーは今や、医療、食品、環境などさまざまな分野で活用されているが、このレビューは、ヘルスケア用のバイオセンサーの最近の開発について考察する。
 バイオセンサーには、血液、唾液、尿などの体外診断用バイオセンサー、連続モニタリング用バイオセンサー(continuous monitoring biosensors: CMB)、ウェアラブル・バイオセンサーの3種類がある。
  • 体外診断用バイオセンサーの感度は、ナノ材料やナノテクノロジーを用いることで向上し、紙ベースのバイオセンサーは低コストの代替品になり、いずれも高い感度を維持しつつ、独創的な設計の実装を採用している。また、CRISPRベースのバイオセンサーは、核酸の検出から核酸以外の生体高分子や病原体にも、検出対象が広がっている。
  • 連続モニタリングとウェアラブルバイオセンサーは、近い将来、人工知能を用いたヒューマンヘルスケアの重要な診断ツールとなることが期待されている。
  • ウェアラブルバイオセンサーは、マルチプレックス機能を持ち、バッテリーフリーでワイヤレスな特徴を備え、商業化も進んでいる。