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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "In-vitro plant gene editing technique excluded from GMO rules, EU court says" Chee FY. REUTERS 2023-02-07 7:21 PM GMT+9. https://www.reuters.com/world/europe/in-vitro-plant-gene-editing-technique-excluded-gmo-rules-eu-court-says-2023-02-07/
 欧州連合司法裁判所(Court of Justice of the European Union: CJEU)は2023年2月7日に「長期にわたり安全性が記録されてきたin vitro 植物遺伝子編集技術に由来する作物は、GMOの使用を制限するEU法から除外される」と発表した。ここで言うin vitro  植物遺伝子編集技術は、変異原性薬剤を植物細胞に作用させ、植物体を人工的に再構成する技術を意味する。なお、in vivo 植物遺伝子編集技術は、植物体あるいは植物体の一部に変異原性薬剤を作用させる技術を意味する。
 この長期にわたるサーガ(saga)は、2015年にフランスの農業団体グループが、「突然変異誘発によって得られた植物品種はフランスの法律でGMO規制から除外されるべきではない」として、フランスの裁判所に苦情申し立てした時に始まった。その後、フランスの裁判所は、ルクセンブルグにあるCJEUに助言を求めていた。
 環境保護団体や反GMO団体、農家は、「遺伝子編集を認めれば、裏口から(via the backdoor)『GMO2.0』の新時代が到来する」と述べている。
 一方で、バイオ産業界は、「遺伝子編集によって、より丈夫で栄養価の高い作物を作ることができ、また、人間の病気と闘うための新しい方法を提供することができる」と主張している。
[注] この案件は、C-688/21 Confédération paysanne e.a. (Mutagenèse aléatoire in vitro)である。
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