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[出典] "Investigating the Relationship between CRISPR-Cas Content and Growth Rate in Bacteria" Liu ZL, Hu EZ, Niu DK. Microbiol Spectr 2023-04-06. https://doi.org/10.1128/spectrum.03409-22 [著者所属] Beijing Normal U.
 培養しているバクテリア細胞の増殖速度が低下すると、新たなスペーサの獲得が促進されることが、報告されている。中国の研究チームは今回、CRISPR-Casの量と、完全ゲノムから推定したミニマルな倍加時間との関係を、バクテリアとアーケアのドメインにわたって解析した。
 4,142種類のバクテリアについて、ミニマル倍加時間が、スペーサの数およびその他のCRISPR-Casシステムのパラメーター(アレイの数、Cas  遺伝子クラスターの数、およびCas 遺伝子の数)と、データセットによって強弱はあるが、正に相関することを見出した。また、ミニマル倍加時間とプロファージの頻度と、スペーサの数がプロファージの数と、負に相関していることを見出した。
 これらの結果は、進化の過程で、バクテリアの増殖と、ファージにたいする獲得免疫とが、トレードオフの関係にあったことを示唆している。
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