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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[注] HCC (Hepatocellular Carcinoma / 肝細胞癌);EV (extracellular vesicles / 細胞外小胞)
[出典] "Engineered extracellular vesicles mediated CRISPR-induced deficiency of IQGAP1/FOXM1 reverses sorafenib resistance in HCC by suppressing cancer stem cells" He C, Ali DJ, Qi Y [..] Sun B, Xiao Z. J Nanobiotechnology 2023-05-18. https://doi.org/10.1186/s12951-023-01902-6 [著者所属] Southeast U, The Affiliated Hospital of Nanjing U Medical School, Jiangsu Provincial Center for Disease Control and Prevention, The First Affiliated Hospital of Anhui Medical U, U Suwon (Korea);グラフィカルアブストラクト参照
 進行性HCCの化学療法剤であるソラフェニブに対する耐性は、癌幹細胞 (cancer stem cells: CSCs) に起因することが示唆されている。中国と韓国の研究チームが、正常な上皮細胞から獲得した細胞外小胞 (EV)にLAMP2を介してHN3を結合した人工のEV、HLC9-EVs、を利用して、IQGAP1 (ソラフェニブ耐性におけるAkt/PI3Kシグナル伝達の再活性化をもたらすタンパク質) とFOXM1 (ソラフェニブ耐性に寄与するCSCsにおける自己複製転写因子) をコードする遺伝子を標的とするsgRNA (sgIF) とCas9の送達することで、 CD133陽性の細胞集団が低減し、肝細胞癌細胞のソラフェニブに対する
 これは、HN3の結合によって、HLC9-EVsのGPC3陽性Huh-7がん細胞への特異的なホーミングが亢進された結果である。
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