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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[注] MEF (Mouse Embryonic Fibroblast / マウス胎児線維芽細胞)
[出典] "Generation of CRISPR-Cas9-mediated knockin mutant models in mice and MEFs for studies of polymorphism in clock genes" Lee K, Lee C. Sci Rep. 2023-05-19. https://doi.org/10.1038/s41598-023-35203-7 [著者所属] Florida State U.
 米国の研究チームが、同じsgRNAsと相同組み換え修復 (HDR) 用テンプレートのセットを利用して、MEFとマウスに、2種類の時計遺伝子, Per1 とPer2 , に2つの点変異を生成し、デジタルPCRによる変異頻度の定量的比較を行った。
  • マウス接合体における変異頻度がMEFにおける変異頻度よりも1桁高い。
  • 一方で、MEFに見られた変異頻度は、数十個の細胞のスクリーニングによってクローンを単離するには十分な頻度であった。
  • Per  変異を帯びた細胞から、概日時計の主要な分子機構であるPERリン酸化の制御においてPASドメインが担っている機能について新たな知見を得た。
  • バルクのMEF集団の変異頻度の定量から、CRISPRプロトコルの最適化と、今後の研究に向けて細胞モデル作製に向けたタイムラインと資源ロジスティックの計画 [Figure 5 参照]に有用な手がかりを得ることができた。
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