[注] オウトウショウジョウバエ (Drosophila suzukii ) :柔らかい果実の害虫
[出典] "CRISPR/Cas9-based split homing gene drive targeting doublesex for population suppression of the global fruit pest Drosophila suzukii " Yadav AK, Butler C, Yamamoto A, Patil AA, Lloyd AL, Scott MJ. Proc Natl Acad Sci U S A. 2023-06-20/06-12. https://doi.org/10.1073/pnas.2301525120 [著者所属] North Carolina State University
[参考図] [注] PNAS誌へのアクセスが可能な場合に、以下の埋め込みリンクをクリックすることで表示可能になります。
- 出典論文の図1 ホーミング遺伝子のコンストラクト
- 出典論文の図2 スプリット型ホーミング遺伝子ドライブの交雑スキームとホーミング遺伝子ドライブの継承
病原体を媒介する蚊の防除を目的とするホーミング遺伝子ドライブの研究に比べて、農業害虫を対象とするホーミング遺伝子ドライブの研究はほとんど進んで来なかった。ノースカロライナ州立大学の研究チームが今回、ショウジョウバエの性決定に必須の遺伝子であるdoublesex (dsx) において雌に特異的で保存されているエクソンを標的とするスプリット型CRISPRホーミング遺伝子ドライブが、D. Suzukii の集団を抑制する費用対効果の高いアプローチであることを示した。
[スプリット型遺伝子ドライブ関連論文とcrisp_bio記事]
- "Assessment of a Split Homing Based Gene Drive for Efficient Knockout of Multiple Genes" Kandul NP, Liu J, Buchman A, Gantz VN, Bier E, Akbari OS. G3 (Bethesda) 2020-02-06.
- 2023-03-03 Cas12aヌクレアーゼをベースとする次世代CRISPR遺伝子ドライブ;(i) 遺伝子ドライブの因子であるCas9とgRNAを別々の遺伝子座に配置し、2つの異なる遺伝子導入系統を利用するスプリット型遺伝子ドライブによって、この2つの系統を遺伝子交配によって結合したときに限って遺伝子ドライブが活性化する。
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