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[出典] "Engineered circular guide RNAs boost CRISPR/Cas12a-and CRISPR/Cas13d-based DNA and RNA editing" Zhang X , Wang X [..] Lin Y, Zhao X, Rong Z. Genome Biol 2023-06-23. https://doi.org/10.1186/s13059-023-02992-z [著者所属] Southern Medical U.

 Cas12aとCas13d (CasRX) はそれぞれDNAとRNAの編集ツールとして基礎研究から臨床研究まで広く利用されているが、gRNAsの半減期が短いことが課題になっている。特に、cgRNA Fig. 1生体内でCasヌクレアーゼに結合していないフリーなgRNAsの半減期が短いことが、編集の効率と持続性に限界をもたらしている。
 中国の研究チームが今回、環状に加工したgRNA (cgRNAs) の安定性が向上し [Fig. 1引用右図参照]、Cas12aおよびCas13dとの結合性ひいてはDNAおよびRNAの編集効率が向上することを示した。
  • HEK293T細胞において、Cas12aによる遺伝子転写活性化 (CRISPRa)とゲノムDNA切断の効率が、cgRNAsを利用することで直鎖状gRNAを利用した場合に比べて標的特異度を損なうことなく、単一遺伝子の場合は2.1-倍と40.2-倍に、多重遺伝子の場合は、1.7-倍と2.1倍へと、向上した。
  • HEK293T細胞におけるCas13dによるRNA切断効率も、cgRNAによって直鎖状RNAの~1.8倍にまで向上した。
  • マウスin vivoでのCas12aによる多重遺伝子活性化とDNA切断も、cgRNAを利用することで向上した。
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