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[出典] "Spatiotemporal Control of Genomics and Epigenomics by Ultrasound" Wu Y, Huang Z, Liu Y [..] Wang Y. bioRxiv 2023-06-23 [preprint] https://doi.org/10.1101/2023.06.21.544125 [著者所属] UCSD, UCSF, Peking University Health Science,  Shenzhen Bay Laboratory, Georgia Institute of Technology & Emory U,  U Southern California
[crisp_bio注] このbioRxiv投稿は2024年12月1日付で、Nature Communications 誌から査読済み論文として刊行された
 
 CRISPRシステムをベースとするツールボックスの中で、CRISPRaとCRISPRiによって転写とエピゲノムの調節が可能になった。一方で、生体組織の深部に到達可能な集束超音波を利用することで、標的組織内で軽度な高熱 (mild huperthemia) を局所に誘導し、標的部位で感熱性遺伝子を活性化することが可能になっている。著者らは今回、感熱性遺伝因子を帯びたCRISPRa/iを開発し、生細胞とモデル動物体内にて、FUSを介して、ゲノムおよびエピゲノムを制御可能なことを示した。
 
 FUSと、FUS誘導型CRISPRa、CRISPRi、およびCRISPRを組み合わせることでそれぞれ、内在遺伝子そしてまたは外来遺伝子の活性化 (上方制御)、遺伝子の抑制、およびノックアウトが可能なことを、種々の細胞において実証した。
 
 また、腫瘍細胞のテロメアを標的とするFUS-CRISPRにより、テロメアの破壊を介した腫瘍細胞の増殖阻害と、腫瘍細胞のCAR-T細胞に対する感受性を高めることに成功し、このFUS-CRISPRとCAR-Tの併用は、ヒト腫瘍移植モデルマウスにおいて相乗効果を示した。
 
 FUS-CRISPR (a/i) ツールボックスは生体内の標的組織におけるゲノム/エピゲノムの時空間制御を遠隔かつ非侵襲で実現する。
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