[出典] "Multimodal Molecular Imaging Reveals Tissue-Based T Cell Activation and Viral RNA Persistence for Up to 2 Years Following COVID-19" Peluso MJ, Ryder D, Flavell R [..] VanBrocklin HF, Henrich TJ. medRxiv 2023-07-31[preprint]. https://doi.org/10.1101/2023.07.27.23293177 [著者所属] UCSF, CellSight Technologies,
著者らは、SARS-CoV-2感染後の27日から910日 (~2年半)の時点で、24人のコホートにおいて、新規放射性医薬品であり活性化T細胞の定量化を可能にする[18F]F-AraGをトレーサーとする全身PETイメージングを行った。
ロングCOVIDの有る無しにかかわらず急性COVID後の群におけるトレーサーの取り込みが、パンデミック前の対照群と比較して、多くの組織 (脳幹、脊髄、骨髄、鼻咽頭および肺門リンパ組織、心肺組織、腸壁など) において有意に高い [Figure 1引用右図参照]。- T細胞の活性化は、急性期に近いほど高い傾向があったが、トレーサーの取り込みは2年半後まで増加していた。また、脊髄および腸壁におけるT細胞の活性化は、ロングCOVID症状の存在と関連していた。さらに、肺組織におけるトレーサー取り込みは、肺の症状が持続する患者で高かった。注目すべきことに、これらの組織におけるT細胞活性化の亢進は、ロングCOVIDを発症していない多くの人においても観察された。
- 腸で検出されたトレーサーの取り込みの高さを考慮して、ロングCOVID症状を有する参加者群の大腸組織の生検 (SARS-CoV-2 RNAのin situ ハイブリダイゼーションと免疫組織学的解析) を行い、COVID-19の初期から158~676日後までのすべての参加者において,直腸S状結腸葉固有層に細胞性SARS-CoV-2 RNAが検出され,組織のウイルス持続性が長期にわたる免疫学的障害と関連している可能性が示唆された.
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