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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[注] ヒト生殖細胞系列のゲノム編集 / human germline genome editing (以下、GGE)
[出典] MINI-REVIEW "Heritable genome editing: ethical aspects of a developing domain" Segers S. Hum Reprod. 2023-08-15. https://doi.org/10.1093/humrep/dead167 [著者所属] Bioethics Institute Ghent (Ghent U);グラフィカルアブストラクト

 過去10年間、GGE技術の進展が、研究倫理、責任ある技術革新、そして生殖生物学と医学の分野で善をなすことの意味についての論議を再び活性化させた。近年、GGEをめぐる倫理的議論の中で、(非)自然性/(un)naturalness、尊厳、共通の遺産としての遺伝子プールの尊重などに関する定型的な異議申し立てに加えて、安全性、有用性、有効性、潜在的な「誤用」に関するより実際的な論点によって補完され、または補完されるべきかどうか、が議論された中で、その道徳的議論がより重視されるようになってきた。

 このミニ・レビューでは、急速に進展しつつあるGGEの領域について、生殖への応用に焦点を当てながら、この技術がGGEによって誕生する人々の利益にどのような影響を与えるかという問いに特別な注意を払う。

 このような観点に立つと、GGEの安全性は確かに重大な課題ではあるが、遺伝的に血縁関係のある子どもを持ちたいという人々の切望にGGEはどのように応えるのか、また、どこまで応えるべきすなのか、という規範的な課題に直面することになる。ひいては、GGEの「適切な適用/appropriate application」に関する倫理的議論は、「正常 (normlity)」とは何か,「生活の質 (quality of life)」とは何か,「障害 (disavbility)」とは何か、という、より根本的な問題を避けて通ることはできない。

 こうした根本的問題に取り組むことは、どのような特性を持つ人であれ、その人を尊重するという観点からも、また、親の責任として許容される範囲を明らかにするという観点からも、極めて重要である。
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