[出典] "Development of a CRISPR/Cas9<D10A> Nickase (nCas9)-Mediated Genome Editing Tool in Streptomyces " Ma JX, He WY, Hua HM, Zhu Q, Zheng GS, Zimin AA, Wang WF, Lu YH. ACS Synth Biol. 2023-09-18. https://doi.org/10.1021/acssynbio.3c00466 [著者所属] Shanghai Normal U, G.K. Scriabin Institute of Biochemistry and Physiology of Microorganisms RAS;グラフィカルアブストラクト
CRISPR/Cas9ヌクレアーゼによるストレプトマイセス属のゲノム編集は、毒性が強く、形質転換効率が低いことから広がっていない。中国とロシアの研究チームは、毒性の低いnCas9をベースとするゲノム編集ツールを開発した。
- モデル株Streptomyces coelicolor M145を対象として、単一遺伝子と遺伝子クラスターの欠失をそれぞれ87-100%と63-87%の効率を達成し、また、2遺伝子の同時欠失または遺伝子クラスターの欠失をそれぞれ47%と43%の効率で達成した。
- ラパマイシンを産生する産業株Streptomyces rapamycinicus は、CRISPR/Cas9ヌクレアーゼによる遺伝子編集はほとんど機能しなかったが、nCas9をベースに3遺伝子の欠失を27.2-30%の効率で実現した。
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