crisp_bio

論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

[出典] "Protocol of CRISPR-Cas9 knockout screens for identifying ferroptosis regulators" Yang X, Duan S [..] Zhang Z, Gu W. STAR Protocols 2023-12-03. https://doi.org/10.1016/j.xpro.2023.102762 [著者所属] Columbia U;グラフィカルアブストラクト 

 フェロトーシスは、過剰な脂質過酸化によって引き起こされる鉄依存性のプログラム細胞死であり、ヒト疾患の治療に応用可能である。コロンビア大学の研究チームは今回フェロトーシスの制御因子同定を目的とするCRISPR-Cas9機能喪失スクリーニングのプロトコールを解説する。ライブラリーの増幅、薬剤処理、ハイスループットシーケンスの準備、ゲノムワイドCRISPR-Cas9ノックアウトのモデルベース解析(MAGeCK)を用いたバイオインフォマティクス解析の各ステップごとに解説し、また、フェロプターシスの制御因子を発見し、潜在的な標的を効率的に検証する方法を紹介する。

[本プロトコルを利用した研究論文]
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット