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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[注] 非必須アミノ酸: 体内で合成可能なアミノ酸
[出典] "The nonessential amino acid cysteine is required to prevent ferroptosis in acute myeloid leukemia" Cunningham A [..] Schuringa JJ. Blood Adv 2024-01-09. https://doi.org/10.1182/bloodadvances.2023010786 [著者所属] U Medical Center Groningen;ビジュアルアブストラクト 

 システインは、タンパク質合成、抗酸化物質グルタチオンの生成、非タンパク質生成アミノ酸タウリンの合成に必要な非必須アミノ酸である。今回、オランダの研究チームが、CRISPR/Cas9を介したシスタチオニン-システイン変換酵素シスタチオニン-γ-リアーゼのノックアウト実験などから、システイン欠乏に対する白血病幹細胞および前駆細胞の幅広い感受性を明らかにした。その上で、AML細胞におけるシステイン欠乏は活性酸素種を増加させ、グルタチオン欠乏による細胞死につながることを明らかにした。

 本研究は、グルタチオンペルオキシダーゼ4のようなAMLの抗酸化系を標的にすることで、治療効果を高める可能性を示唆しており、治療戦略として活性酸素誘導剤や化学療法との併用を提案している。
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