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[出典] Review "Engineering approaches for RNA-based and cell-based osteoarthritis therapies" DeJulius CR [..] Bringer JM, Duvall CL. Nat Rev Rheumatol 2024-01-22. https://doi.org/10.1038/s41584-023-01067-4 [著者所属] Vanderbilt U.

 変形性関節症 (osteoarthritis: OA) の根底にあるメカニズムは多様であるが、全身、組織、細胞、遺伝子の各レベルで解明されつつある。しかしながら、薬物の送達に対する障壁のために、利用可能な薬理学的治療法は依然として限られており、主にコルチコステロイドのような広範な免疫抑制レジメンで構成されているが、これらは短期的な緩和効果しかもたらさず、疾患の進行を変えることはない。

 合成化学と生物学のツールを用いて開発されたRNAベースおよび細胞ベースの療法は、病態を促進する因子を特異的に標的とすること可能であり、また、耐久性と有効性のある作用機序を持つOA治療法として有望である。

 本総説では、遺伝子サイレンシングのためのsiRNA、多遺伝子制御のためのmiRNAやanti-miRNA、遺伝子補充のためのmRNA、CRISPR-Cas9を代表とするRNAガイド遺伝子編集プラットフォームなど、OA治療の可能性を秘めたRNAベースの新たなクラスに焦点を当てる。また、疾患依存的、時空間的に制御された治療用分子の産生を増強する様々な細胞工学的戦略についても検討し、OA治療への応用のための枠組みを提示する。

 本総説は、OA治療法としての可能性を強調することを目的として、新たなゲノムおよび細胞工学的アプローチに加えて、他の疾患に対して臨床的に承認されている最新の遺伝子医薬品に焦点を当てる。
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