[出典] 
 韓国の研究チームが、持続可能な食品システムのために、ナノコーティングで機能化した米粒とウシ細胞を用いて、栄養豊富なハイブリッド食品を開発するアプローチを報告した。
  • コメ粒はアレルギーの発生率が低い安全な食品素材であり、3次元細胞培養に適した栄養プロファイルと構造を持っている。
  • 魚ゼラチンと食品添加物として承認されている微生物トランスグルタミナーゼからなるコーティングが、コメ粒とウシ細胞との間に高い親和性をもたらし、細胞の容量増に貢献する米粒の構造安定性を向上させる。
  • コメ粒は、組織化されたウシ細胞を含むことにより、動物性栄養素を含むハイブリッド食品へと変身する。
 著者らはこの新世代の"牛めし" (beef-rice)をベースにした食肉の食品特性と生産価値についても議論し、食糧危機や地球温暖化からの安全を保証する持続可能な食品としての可能性を評価し、将来は、この穀物ベースのハイブリッド食品の自己生産システムによって、低開発国や戦争中、宇宙での食糧支援が実現される可能性を示唆した。

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