[出典] MINI REVIEW "CRISPR–Cas9 applications in T cells and adoptive T cell therapies" Chen X, Zhong S, Zhan Y, Zhang X. Cell Mol Biol Lett 2024-04-12. https://doi.org/10.1186/s11658-024-00561-1 [所属] The First Affiliated Hospital of Zhengzhou U, Zhejiang U School of Medicine Second Affiliated Hospital

 CRISPR-Cas9 CAR-T 4T細胞免疫は、免疫チェックポイント阻害療法や養子T細胞療法を含む、現代の癌や自己免疫療法の中心的存在である。最近、CRISPR-Cas9ゲノム編集によって [Fig. 4引用右図参照]、T細胞を特定の微小環境に適応させれることが明らかになり、CRISPR-Cas9 CAR-T 2前臨床試験や臨床試験における高度なT細胞治療への扉が開かれた [Fig 2引用左図参照]。 

 CRISPR-Cas9を利用することで、in vivoおよびin vitroにおいて、初代T細胞とCAR-TおよびTCR-Tを含む人工T細胞の両方を編集し、T細胞の分化および活性化状態を制御することができる。本総説ではまず、T細胞におけるCRISPR-Cas9の役割と、T細胞を用いた治療法の前臨床試験および臨床試験における応用について包括的に概説する。また、T細胞の編集におけるCRISPRスクリーンのハイスループット技術の応用を探り、オフターゲット効果や送達の課題など、CRISPR-Cas9の現在の限界と、疾患のスクリーニング、診断、治療のための関連技術において想定される改善点を予想する。