crisp_bio

論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

[出典] "An Undergraduate Course in CRISPR/Cas9-Mediated Gene Editing in Zebrafish" Srivastava R, Davison CW, Krull AG et al. Zebrafish. 2024-04-11. https://www.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/zeb.2023.0091 [所属] Iowa State U, Weber State U, Montana State U, Grinnell College

 このコースは、学部教育のあらゆる段階にある学生が対象としている。1学期のプロジェクトの基礎として、編集したい遺伝子を選択するが、発生過程やヒト疾患に関連する遺伝子が奨励される。コースの一環として、学生は基本的なバイオインフォマティクスツールを使用してガイドRNAを設計し、ゼブラフィッシュ胚に注入し、遺伝子の編集結果と表現型の結果の両方を分析する。

 このコースを開講して10年になるが、受講生は1学期あたり10人未満から60人以上にまで増えた。毎年、遺伝子編集の方法論に関する最近の発表に基づいて、異なる遺伝子編集戦略を選んでいる。これには、CRISPants [*]の作成、標的統合、大規模遺伝子欠失などが含まれる。本稿では、コースの構成と過去3年間の評価について述べる。

[*] Crispant: CRISPR-Cas遺伝子ノックアウトによって得られる個体
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