[出典] REVIEW "Tailor made: the art of therapeutic mRNA design" Metkar M, Pepin CS, Moore MJ. Nat Rev Drug Discov 23, 67–83 (2024). https://doi.org/10.1038/s41573-023-00827-x [所属] Moderna Inc.
mRNA医薬は、遺伝情報をmRNAの形で伝達することにより、ヒトにおける治療用タンパク質の産生を誘導するという、新たに急速に発展しつつある分野である。このアプローチは、大規模なヒト集団と個々の患者の双方に適用可能な薬剤候補の迅速かつ効率的な同定と最適化を可能にし、疾病の予防と治療の方法に革命をもたらす可能性を秘めている。
mRNA医薬品の主な特徴は、その高い設計可能性であるが、それに関わる設計の選択は複雑である。mRNA医薬品から治療用タンパク質を最大限に生産するには、ヌクレオチド配列、ヌクレオチド修飾、およびRNA構造が、どのような相互作用を介して、翻訳効率やmRNAの安定性に影響を与えるかを十分に理解する必要がある。
本総説では、mRNA の物理的安定性と生物活性の根底にある原理を説明し、それらと、治療用 mRNA の設計に影響を及ぼす無数の考慮すべき事項との関連性を強調する。
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