[出典] “Increasing the efficiency of gene editing with CRISPR-Cas9 via concurrent expression of the Beta protein” Zhao W, Guo Y. Int J Biol Macromol. 2024-05-15. https://doi.org/10.1016/j.ijbiomac.2024.132431 [所属] Shanghai U, Shanghai Maritime U, Georgia State U (兼任)

 大腸菌がバイオ医薬品やその他の工業的に重要な分子を生産するための重要な宿主として浮上してきた。しかしながら、CRISPR-Cas9システムによる編集効率が低いことから、大規模なPCRスクリーニングが必要とし、目的とする遺伝子編集が進行したクローンの同定が課題となっている。中国の研究チームが今回、一本鎖DNAへの結合は弱いが、相補鎖アニーリング産物には強固に結合するβタンパク質が、この課題を解決することを示した。

  • CRISPR-Cas9システムとともにβタンパク質を共発現させることで、80%を超える効率で遺伝子の欠失や挿入といった様々なゲノム改変が実現された。
  • このアプローチでは、βタンパク質の完全性が重要であり、N末端またはC末端ドメインの欠失は、システムの効率を著しく低下させた。