crisp_bio

科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] REVIEW “The type V effectors for CRISPR/Cas-mediated genome engineering in plants” Zhang R, Chai N [..] Liu YG, Zhu Q. Biotechnol Adv 2024-05-25. https://doi.org/10.1016/j.biotechadv.2024.108382 [所属] South China Agricultural U, 

UC Riverside

 Cas3Cas9Cas12aなど、数多くのCRISPRエフェクターが遺伝子編集ツールとして一般的に使用されている。これらのうち、クラスIIタイプVタンパク質として開発されたCas12エフェクターは、クラスIIタイプVIおよびタイプIIエフェクターと比較してDNA二本鎖切断が突出末端を残すこと、コンパクトな構造、単一のRuvC様ヌクレアーゼドメインの存在などの明確な特徴を示す。

 これらの利点を生かし、Cas12ファミリータンパク質は近年ますます探求され、利用されている。しかし、タイプVタンパク質ファミリー内の異なるサブファミリーの特徴や応用については、体系的にまとめられていない。ここでは、以下のポイントについてまとめている:

  • タイプV エフェクター (CRISPR/Cas12) タンパク質の特徴
  • 新たなエフェクタータンパク質の発見に用いられている手法。
  • タイプV エフェクターの工学的手法に基づく改変
  • 動物や植物における遺伝子編集への応用、
  • Cas12aをベースとする塩基編集、遺伝子発現制御、遺伝子ターゲティング、バイオセンサーなどのツール

 その上で、作物の改良と農業生産の強化を目的とするCRISPR/Cas12エフェクターの開発と応用を展望する。

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