2025-01-31
アンチ・ワクチンNPO" "の代表を2015年から2023年まで務め、弁護士としてアンチ・ワクチン訴訟に携わってきたRFK Jr.が、保健福祉長官への適確性をみる米国上院委員会の公聴会で、驚くべきことに、「News reports have claimed that I am anti-vaccine or anti-industry. I am neither. I am pro-safety.」と表明した。[関連crisp_bio記事] 米国保健福祉長官に指名されたRFK Jr. の信念 - "君子"豹変
2025-01-26
crisp_bio 2025-01-26 新型コロナと後遺症患者にワクチンを接種すると症状が改善される
2025-01-13
crisp_bio 2025-01-13 COVID-19の5年間を振り返る - ワクチンの効果 対 反ワクチンの威力
2024-12-26
crisp_bio 2024-12-26 更新 「Meiji Seikaファルマ, 書籍「私たちは売りたくない! “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭」の調査結果を公表に続いて、原口衆院議員提訴へ」
2024-12-14 新型コロナウイルス・ワクチンの話題ではないが....
ロバート・F・ケネディ・Jr(RKF Jr.)の顧問であるアーロン・シリ弁護士が「ポリオワクチンの承認取り消しを規制当局に請願」と、一斉に報道された [例えば、Pilkington E, The Guardian 2024-12-13 13:34 GMT, Jewett C & Stolberg SG, The New York Times. 2024-12-13 Updated 1:42 pm ET]
- RKF Jrが信じ込んでいる「ポリオワクチンで自閉症になる」は、科学的には完全に否定されている。以下、大阪大学微生物研究所のWebページ「感染症と免疫のQ&A]から引用する:"... ポリオワクチン接種が自閉症の発症に結びつく可能性を提唱した論文が1998年、英国の医学雑誌に掲載され、大問題となりました。直ちにさまざまな組織が調査を行い、ワクチンと自閉症の間に関連は見られないと結論づけられました。後に、その論文はデータのねつ造が指摘され、医学雑誌は論文を撤回。筆頭著者は医師免許を取り消されています。"
- ポリオ(急性灰白髄炎)には治療法が無いが、ポリオワクチンの普及とともに、症例が激減し、日本が属する西太平洋地域についてはWHOが2000年に根絶を宣言した。しかし、世界的には未だ根絶されるに至っていない。
- 陰謀論については、「陰謀論者に科学的データを示しても説得の効果はない」という分析がある;crisp_bio関連記事:医療専門家に由来するワクチン偽情報 (disinformation) による"デジタルパンデミック";パンデミックの間に、科学と公衆衛生への信頼を失った人々は、どのように感じていたか?;ChatGPTを利用して, 陰謀論の沼から救出する
何事にも終わりがある。万一、この請願が成立したならば、科学大国米国の終わりの始まり。
2024-12-06 COVID-19の神経学的後遺症は、頭蓋骨-髄膜-脳軸に蓄積されたままのスパイク蛋白質に由来する可能性がある - この蓄積はmRNAワクチンで半減
[注] 2024年秋の接種推奨に続いて
2024-10-20 crisp_bio「新型コロナmRNAワクチンの効果が, 新たな変異株の有無に関わらず, 数ヶ月しか続かない理由」
[注] 臨床試験からは、レプリコンワクチンであるコスタイベ(Meiji Sikaファルマ社)はコミナティー(ファイザー)よりも持続性に優れているという結果が報告されている。
2024-10-10 crisp_bio 「なぜワクチンへの信頼が失われたのか? - ワクチン不信に関する考察」(米国にて)
2024-09-15 RNAワクチン全般の総説へのリンクを追加
- crisp_bio 2024-09-15 [レビュー] 感染症に対するRNAワクチンのデザインとデリバリーの進歩.
- crisp_bio 2021-09-05 [レビュー] 感染症に対するmRNAワクチン:原理, デリバリー,および臨床応用
2024-09-04 21:10

右図にあるように、7月からすでにKP.3株が優勢になっており、JN.1株はそれ以後6.1%から減り続けて8月初旬には3.2%まで低下している。また、KP.2株は4.3%から0.0%へと推移していた。JN.1株対応またはKP.2株対応ワクチンが、KP.3株に対してどの程度有効なのか、興味深い。
2024-09-04 05:10

- 定期接種にはJN.1系統対応版が選択された。米国FDAが2024-2025用として承認したワクチンはJN.1株の子孫株とされているKP.2株対応版である [FDA 2024-08-22]。このKP.2株は、既存のワクチンが誘導する中和抗体に対してJN.1株よりも強い抵抗性を示すと報告されている [東大医科研プレスリリース 2024-05-22]。国内で接種されるワクチンも、実は、KP.2株対応版になるのだろうか。
- レプリコンワクチン"コスタイベ"は、JN.1系統対応版を申請中の状況
- 第一三共の"ダイロチナ"は、ファイザー・ビオンテックの"コミナティー"とモデルナの"スパイクバックス"と同じタイプのmRANワクチンであるが、海外2社と異なり、スパイクタンパク質全長 (1273 aa)をコードするmRNAではなく、受容体結合部位 (RBD: 222 aa)だけをコードしているところが特徴 [日経バイテク 2023-08-02]。
crisp_bio 2024-09-01 米国CDCからの「2024-2025年COVID-19ワクチン接種」の勧め
2024-08-18
crisp_bio 2024-08-18 新型コロナワクチン, 欧州の各国諸地域において、156万人余りの命を救った
2024-08-01
crisp_bio 2024-08-01 COVID-19ワクチン接種[*]は心臓発作と脳卒中の発生を抑制する - 英国4,600万人のデータ解析から
[*] アストラゼネカ製ワクチンとmRNA (ビオンテックとモデルナ) 製ワクチンのいずれについても。
2024-06-09
crisp_bio 2024-06-09 [展望] ソーシャルメディアの誤情報の中で, あからさまな偽情報よりも, 信頼性が高いとされる情報源からの誤解を招くような投稿の方が、破壊力がある. - COVID-19ワクチンと2020年の米国大統領選挙における誤情報の影響を分析;フェイクニュースの約4分の1を供給する高度にネットワーク化され、信頼できないコンテンツを広める個人的、金銭的、政治的動機を持っている‘supersharers’の存在を発見
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