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[出典] "Creating large-scale genetic diversity in Arabidopsis via base editing-mediated deep artificial evolution" Wang X, Pan W, Sun C, Yang H, Cheng Z [..] Gao C, Liu L, Zhang H. Genome Biol. 2024-08-09. https://doi.org/10.1186/s13059-024-03358-9 [所属] Shandong U, Peking University Institute of Advanced Agricultural Sciences, Institute of Genetics and Developmental Biology, U CAS.

 シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)は、小型でライフサイクルが短く、1株あたり数千個の小さな種子を生産し、また、ペトリ皿や土壌中の幼苗を用いて表現型スクリーニングを行うことができる。さらに、ストレス耐性、除草剤耐性、光合成効率などを制御する遺伝子など、多くの必須遺伝子を作物植物と共有している。したがって、シロイヌナズナの多様な変異誘導体のライブラリーは、作物の品種改良を促進する研究基盤である。

 中国の研究チームは今回、シロイヌナズナにおいて作物の品種改良に有益な対立遺伝子をスクリーニングするための効率的な生殖細胞特異的進化系を確立した。このシステムは、強力な卵細胞特異的シトシン塩基エディター (CBE) とシロイヌナズナの大規模な種子生産に基づいており、編集されていない野生型対立遺伝子を持つ各T1植物から、何千もの独立したT2突然変異系統を生産することを可能にする。

 このシステムは、非典型的な塩基置換を含む様々な変異系統を作製する能力を持ち、また、得られた変異ライブラリーを保存しスクリーニングするための省スペースで省力的な方法を提供する。研究チームはこのシステムを用いて、作物育種に利用可能な除草剤耐性EPSPS、ALS、HPPD変異体を効率的に作出した。
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