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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[注] ASO(antisense oligonucleotide / アンチセンスオリゴヌクレオチド)
[出典] "Cooperative effect of complementary antisense oligonucleotides and CRISPR effectors for universal DNA-based pathogen assay using nano-enabled colorimetry" Dighe K, Moitra P [..] Pan D. Materials Today. 2024-10-12. https://doi.org/10.1016/j.mattod.2024.09.017 [所属] Pennsylvania State U, U Maryland Baltimore School of Medicine, Indian Institute of Science Education and Research Berhampur;グラフィカルアブストラクト 

 感染症はグローバルヘルスに大きな課題をもたらし続けており、迅速かつ正確であるだけでなく、普遍的に利用可能な診断方法の開発が必要とされている。米国とインドの研究チームが今回、クラミジア・トラコマティス(CT)、淋菌(NG)、カンジダ・アウリス(CA)、ヒト・パピローマウイルス(HPV)など、抗生物質耐性病原体や新興病原体を標的とする、CRISPRーCas12aのトランス切断活性、金ナノ粒子(AuNP)上のプラズモンの挙動、DNAハイブリダイゼーションを利用して、蛍光に依存しない比色CRISPR-Cas12aアッセイを開発した。このアッセイは、特別に設計されたcrRNAと、「リンカープローブ」と呼ばれる相補的な一本鎖DNA配列に対応する一本鎖オリゴヌクレオチド(ssDNA)を利用し、保存された遺伝子領域を標的として特異性と感度を高める。

 この設計では、標的DNAによって、そのトランス切断活性を活性化されたCas12aが、リンカープローブを切断する際に、AuNPの光学的特性が大きく変化することにより、シンプルな視覚的読み出しが容易になる。DNA増幅を必要としないこのアッセイは、7-8コピー/μLの検出限界でこれらの病原体を検出する能力を実証し、60の非同定臨床サンプルからCTおよびNGを検出する際に100%の臨床感度を達成した。さらに、DNA抽出を必要とせず、これらの病原体のDNAを直接検出し、迅速な臨床モニタリングに適した多重ラテラルフローベースのプラットフォームを採用した。
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