[出典] "Japanese researchers surprised to learn they co-authored papers with North Korean scientists" Normile D. Science. 2024-12-19. https://doi.org/10.1126/science.zbdiaf3
日本経済新聞の記者が、Scopusのデータベースに掲載されている2016年以降に発表された9700万件の論文を検索し、日本の9人の科学者が北朝鮮の研究者と共同執筆していた論文8編を発見し、「... 国連の制裁に違反する可能性がある。国際的な共同研究が増える中でリスク管理の課題が浮かび上がった。」とした [*]。
[*] "東大など5大学、知らずに北朝鮮と共同研究 「寝耳に水」" 日本経済新聞オンライン 2024-11-28. https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE293WI0Z20C24A1000000/ [会員限定]
Science 誌の記事によるとこの共著は、名古屋大学、沖縄科学技術大学院大学、東京大学、北海道大学、理化学研究所のいずれの研究者にとっても晴天の霹靂であった。その経緯は、「無断で名前を使われた」「共同研究やデータ解析ツールを提供していた第三国の研究者が北朝鮮の研究者と共同研究をしていることを知らなかった」と言うものであった。既刊行論文に、erratumを投稿するなどの対応がとられる見込みである。
[crisp_bio注] 通常は、論文投稿までに、共著者の了解を確認する。また、学術雑誌によっては、投稿を受け付けると同時に(すなわち、出版に至る前に)、共著者宛に、確認メールを送付する。
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