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2025-08-21 2025-08-08の時点では感染者数も陽性者数もピークを超えつつあるかに見えたが、スクリーンショット 2025-08-21 6.01.498月19日付のモデルナの推計(右図参照)によると、それは希望的観測だったようだ。ニンバス感染の後遺症のデータは未だない。
2025-08-19 米国の状況 (7月~8月9日)
 新型コロナウイルス感染症の波の真っ只中にあり、廃水データから入院患者数、死亡者数に至るまで、あらゆる指標が上昇している。ただし、そのペースは昨冬の急増ほど速くはなく、汚染レベルも昨夏の波を下回っている。2025-08-19 8.11.33廃水データ [右図参照] によると、西部と南部では新型コロナウイルス感染症の活動が「中程度」、北東部と中西部では「低レベル」となっているが、感染率は全域で上昇傾向にある。
[出典] Covid-19 vaccine label change, alpha-gal syndrome, leaked MAHA report, mRNA funding cuts, and... where is bird flu?KATELYN JETELINA AND HANNAH TOTTE, MPH 2025-08-19.

2025-08-18 テレビ朝日のスーパーJチャネルでも、国内でのニンバス蔓延が報道された。喉の鋭い痛みが特徴と紹介され、この時期の蔓延の原因として、暑さによる、マスク装着減少や、部屋を締め切ってのエアコン使用、などが挙げられていた。感染状況

2025-08-15
久しぶりに統計を見てみた。国内の新型コロナウイルス感染状況は、患者数も陽性率もピークを超えつつあるように見えるが、8月中旬からの人の移動や行事の影響がどのように出てくるか [右図参照]変異株変異株の動向については都内では6月から7月第2週まではNB.1.8.1株がほぼ100%を占めていたようだ [左図参照]

2025-06-29 日本の状況 (2025年6月18日時点)389dcedb:XEC系統とその亜系統が減少し、NB.1.8系統とその亜系統が急速に増加している [右図の右端の表中の割合のカラム参照]
[出典] 国立健康危機管理研究機構 (Japan Institute for Health Security: JIHS) /感染症情報提供サイト/新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる全国の系統別検出状況(.pdf)https://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/covid-19/180/20250618_May_zenkoku_lineage.pdf

2025-06-15 初稿
[注] Nimbusは雨雲や後光などの意味で使われる。NB.1.8.1株には、ゲルフ大学(カナダ)の進化生物学者T. Ryan Gregory教授が適用

1. 台湾の状況:台湾のCOVID-19感染者急増は新たな変異株NB.1.8.1と関連:保健当局は6月にピークを迎えると警告
  • 台湾疾病予防管理センター(CDC)によると、台湾ではCOVID-19の症例数が急増しており、先週(5月11日の週)の外来および救急外来の受診者数は88.2%増加した。この増加は、NB.1.8.1変異株の出現が主な要因であり、同国のパンデミック後の管理における転換点となる。
  • CDC当局者によると、この新たな波は6月中旬から下旬にかけてピークを迎え、週間感染者数は5万5000人から6万5000人に達すると予測されており*、今週の1万9097人から大幅に増加する。現行のワクチンと抗ウイルス治療は依然として有効である。[*昨年夏のピーク時には週間13万人]
  • 6週間前、台湾で主流だった株はXEC株であったが、NB.1.8.1はわずか5週間で凌駕した。
  • 現在のアウトブレイクの主な要因の一つは、集団レベルの免疫力の低下である。多くの台湾人は、前回の夏の感染拡大時に自然免疫を獲得したが、その防御力は現在低下している。
  • この減少と、より感染力の強いNB.1.8.1の出現が相まって、特に都市部において市中感染の「最悪の状況」を引き起こしている。
  • しかし、過去の感染拡大とは異なり、今回の感染拡大は医療システムを崩壊させるほどの深刻な事態にはならないと予想されている。
  • 台湾の迅速なゲノム監視と検査インフラは依然としてアジアで最も効率的なインフラの一つである:COVID-19抗ウイルス薬モルヌピラビルの5か月分を備蓄;迅速検査キットも備蓄し、週150,000~160,000ユニットの生産量を増強;検査キットはコンビニエンスストア、薬局チェーン、地域の診療所で容易に入手可能
  • この状況でパニックになる必要はないが、注意が必要:症状がある場合は迅速検査を継続し、混雑した場所ではマスクを着用し、該当する場合は追加接種を検討
[出典] "Taiwan’s COVID-19 Spike Linked to New Variant NB.1.8.1: Health Authorities Warn of June Peak" Tsai CH. Taiwan Insight. 2025-05-20. https://insighttaiwan.com/taiwan-covid19-nb18-variant-surge-june-2025/

2. 米国の状況:新たなCOVID変異株NB.1.8.1が米国で感染例の37%を占め、二番目に多い変異株になった
[注] この項には、米国のCDCのデータや発表にTODAYの記者の意見も加えられている。
  • 夏の旅行シーズンのピークを迎える中、感染力の高い新たなCOVID-19変異株NB.1.8.1が米国で蔓延している。今春、アジアの一部で感染拡大を引き起こしたこの変異型オミクロン亜変異株は、現在、米国の症例の3分の1以上を占めていることが、新たなデータで示されている。
  • CDCのデータによると、6月7日までの2週間で、NB.1.8.1は米国における症例の推定37%を占め、その前の2週間の15%から増加した。主要な変異株であるLP.8.1は、症例の38%を占めている。なお、CDCはウエッブサイトで、シーケンシングデータが不足しているため、報告の精度が「低い」と述べている。
  • 国際的なイニシアチブGISAIDのデータベースによると6月12日現在、少なくとも14の州で検出されている。なお、WHOによると、少なくとも22カ国で報告されており、世界のCOVID-19症例の10.7%を占めている。
  • 組換えオミクロン変異株XDV.1.5.1から派生したNB.1.8.1は、スパイクタンパク質に複数の変異を有しており、感染力や、感染またはワクチン接種によるCOVID抗体からの逃避能力に影響を与える可能性があるが、NB.1.8.1が現時点で優勢な変異株に打ち勝つのか、あるいは米国で夏の感染拡大を引き起こすのかは不明である。
  • 米国では推定90%の国民が感染またはワクチン接種を通じてCOVID-19に曝露しており集団免疫が期待されるが、免疫力は時間とともに低下することに留意する必要がある。NB.1.8.1のような免疫回避能力を持つ変異株、夏の旅行、そして社交的な集まりの増加が相まって、ウイルスの急速な蔓延を招く可能性がある。
  • CDCによると、COVID-19は年間を通して急増する可能性がある。米国では、症例数は冬と6月から8月の夏の2回ピークを迎える傾向があったが、夏のCOVID-19の急増の時期と強度は地域によって異なる。
  • これまでのところ、NB.1.8.1の症状は最近のオミクロン株によるものと類似しているようである。
  • 2025~2026年のワクチン接種は、65歳以上の成人および12~64歳で少なくとも1つの基礎疾患を有する人に限定される。CDC(米国疾病対策センター)は、健康な小児および妊婦へのCOVIDワクチンの定期接種を推奨しなくなったが、多くの産婦人科医や小児科医はこの変更に反対している。
  • 症状があるときに検査を受けること、体調が悪いときは隔離すること、屋内ではマスクを着用すること、そしてソーシャルディスタンスを保つことで、自分自身と周りの人をCOVID-19から守ることができる。
  • 政府は無料の在宅COVID-19検査キットの郵送を中止したが、無料または低価格で検査を受ける方法はまだある。
[出典] "New COVID Variant NB.1.8.1 'Nimbus' Now Driving 37% of Cases in US: Know These Symptoms" Kee C. Today 2023-06-12. https://www.today.com/health/coronavirus/new-covid-variant-nb181-nimbus-symptoms-rcna212304

3. 日本の研究チームによる解析
  • 2025年5月現在、オミクロン亜株である「オミクロンNB.1.8.1株」が香港、シンガポール、米国などを中心に世界各地で流行を拡大しつつある。
  • オミクロンNB.1.8.1株は、現在の主流行株であるオミクロンXEC株やオミクロンLP.8.1株よりも高い伝播力(実効再生産数)を有する。
  • 液性免疫逃避能は向上しておらず、自然感染やワクチン接種により誘導された中和抗体により同等に中和される。
[出典] "SARS-CoV-2オミクロンNB.1.8.1株の ウイルス学的特性の解明" 東京大学医科学研究所 2025-06-09. https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00338.html;"Virological characteristics of the SARS-CoV-2 NB.1.8.1 variant" Uriu K, Okumura K, Uwamino Y, Chen L, Tolentino JE, Asakura H, Nagashima M, Sadamasu K, Yoshimura K, Ito J, Sato K; Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan) Consortium. Lancet Infect Dis 2025-06-06. https://doi.org/10.1016/S1473-3099(25)00356-1 
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