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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

 CRISPR/Cas9技術の登場により、マラリアを媒介する害虫の研究と制御は革命的に変化した。

 近年、遺伝子組み換えハマダラカの放出が検討されていることから、UCSDの著者らはこの総説では、CRISPR/Cas9技術の進歩と、それがハマダラカの基礎生物学研究と革新的な媒介生物制御戦略の開発にどのような革命をもたらしたか、概説する。

 また、嗅覚、化学感覚、神経生物学、生殖など、媒介生物制御に関連する形質に関するCRISPR技術を介して得られた基礎生物学研究の主要な知見についても概説する。

 さらに、精密誘導不妊昆虫技術(precision-guided sterile insect technique: pgSIT)、遺伝子コードヌクレアーゼによるアレル遮断による遺伝性雌性排除(inherited female elimination by genetically encoded nucleases to interrupt alleles: IFEGENIA)、X-シュレッダー、Y連鎖エディター、遺伝子ドライブなど、CRISPRを基盤とした革新的なベクター制御戦略の進歩についても概説する [以下左右に引用したFig. 3とFig. 4参照]。
anopheline mosquitoes 3anopheline mosquitoes 4
[出典] Review "CRISPR technologies for the control and study of malaria-transmitting anopheline mosquitoes" Smidler AL, Akbari OS. Parasit Vectors. 2025-07-03. https://doi.org/10.1186/s13071-025-06905-w [著者所属] UCSD
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