杭州師範大学を主とする中国の研究チームは今回、CRISPR/Cas12bシステムと等温核酸増幅法であるRPA(リコンビナーゼポリメラーゼ増幅)を統合することにより、B群連鎖球菌(GBS)の迅速、簡便、かつ高精度な検出法を確立した。その中で、ワークフローを効率化するため、検出時間を大幅に短縮するワンポットの抽出不要アッセイを確立した。二重温度条件(39°C 40分のRPA増幅反応と62°C, 5分のAapCas12bによる検出反応)の体系的な最適化により、標的DNAの増幅効率が向上し、CRISPR/Cas12bシステムの感度が向上し、低コピー・サンプルにおいて1コピー/μLの感度を達成した。さらに、紫外光を介した検出システムを組み合わせて、目視での読み取りが可能にし、ポイントオブケア(POC)アプリケーションに適した高額な機器を必要としない検査を容易にした。
[出典] "An extraction-free and one-pot two-temperature CRISPR/Cas12b system for visual detection of Group B Streptococcus by integrating with PRA" Zhao C, Li G, Shen C [..] Zhang C. J Clin Microbiol. 2025-09-19. https://doi.org/10.1128/jcm.00819-25 [所属] Hangzhou Normal University, Hangzhou Mingzhou Brain Rehabilitation Hospital
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