ヒト網膜オルガノイドは、生体内網膜の主要な分子的および構造的特徴を再現するin vitro 3D構造体である。光受容体を含むすべての必須網膜細胞タイプが含まれており、遺伝子治療の前臨床開発のための適切なモデルとなっている。フランスのソルボンヌ大学と自然史博物館の研究チームは今回、遺伝子編集療法の最適化におけるその有用性を検証した。
常染色体顕性網膜色素変性症(autosomal dominant Retinitis Pigmentosa: adRP)に関与する治療関連RHO に焦点を当て、CRISPR/Cas9を介した遺伝子編集を最適化する観点から評価した。
これらの知見は、網膜オルガノイドがゲノム編集の前臨床試験におけるプラットフォームとしての有効なことを示している。
[出典] "Retinal organoids mirror CRISPR/Cas9 gene editing efficiency observed in vivo" Pulman J, Małki H, Oudin P et al. Mol Ther Methods Clin Dev 2025-11-10. https://doi.org/10.1016/j.omtm.2025.101627 [所属] Sorbonne Université (フランス), Muséum National d'Histoire Naturelle

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