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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[注] アセンブロイド(assembloid = assemble + organoid)
 オルガノイドとアセンブロイドは、ヒトニューロンの分化と移動、特に腹側前脳から背側前脳への皮質介在ニューロンの統合など、これまでアクセスできなかった発達過程のin vitroモデルを構築可能になった。
 スタンフォード大学のMichael C. Bassik教授、Sergiu P. Pașca教授らが今回、プール型CRISPR-Cas9スクリーニングと神経オルガノイドおよびアセンブロイドモデルを組み合わせた詳細なプロトコルを提示し、数百の疾患遺伝子を細胞経路やヒト神経発達の特定の側面にマッピングするためにどのように適用できるかを解説している。
  • 遺伝子に摂動を加える計画と最適化から、ニューロンの生成と移動のためのリードアウトの設計、スクリーニングの実施、候補遺伝子の検証に至るまで、主要なステップを概説している。
  • クリーニング実験は完了までに約3ヶ月かかり、幹細胞培養と神経分化、ヒト人工多能性幹細胞株の遺伝子工学、蛍光活性化細胞選別法(FACS)、次世代シーケンシングと解析に関する専門知識を備えていることを前提としている。
 3次元ヒト細胞モデルとCRISPR-Cas GEとの統合は、ヒト​​の脳の発達と疾患のメカニズムを解明するための強力なプラットフォームとなり、新たな治療法の発見への道を開く。
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[出典] Protocol "CRISPR screens in human neural organoids and assembloids" Meng X, Reis N, Bassik MC, Pașca SP. Nat Protoc. 2025-12-19. https://doi.org/10.1038/s41596-025-01299-6 [所属] Stanford University (Psychiatry and Behavioral Sciences; Genetics) (米国), Stanford Brain Organogenesis Program (Wu Tsai Neurosciences Institute & Bio-X)
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