[注] コルヌコピア (Cornucopia):
ラテン語の「cornu(角)」と「copiae(豊かさ)」が合わさった言葉で「豊穣の角」を意味し、古代ギリシア・ローマ神話に由来する豊かさや繁栄の象徴 [右図参照: Wikipedia]
ラテン語の「cornu(角)」と「copiae(豊かさ)」が合わさった言葉で「豊穣の角」を意味し、古代ギリシア・ローマ神話に由来する豊かさや繁栄の象徴 [右図参照: Wikipedia] 植物は人類の誕生以来、人間の健康に深く関わっており、現代の医薬品の数多くが薬用植物に由来している。医薬品に限らず、化粧品や栄養補助食品においても植物由来天然物の重要性は、強調しすぎることはない。
しかし、こうした天然物は往々にして、生育が遅い植物、絶滅危惧種に指定されている植物、あるいは特定の生物的・非生物的ストレスの影響で脆弱な環境に生息する植物から、微量しか得られないことから、なんらかのエンジニアリングが必要になる。
GE(ゲノム編集)は、CRISPR/Cas9、TALEN、ZFNなどのツールで構成される技術である。コーネル大学のKathleen Hefferon講師とボツナワ国際科学技術大学のAbdullah Makhzoum准教授を責任著者とするレビューは、貴重な化合物の生合成に関与する代謝経路を調整し、天然物の識別、開発、そして最終的には商業的実現可能性を向上させるために、薬用植物、食用作物、商業用作物のエンジニアリングに CRISPR/Cas9 GEを適用した成功例を紹介している。
[出典] Review "CRISPR-Cas9 editing of agricultural crops and medicinal plants: toward a cornucopia of natural products" Hefferon K [..] Makhzoum A. Crit Rev Biochem Mol Biol. 2025-12-25. https://doi.org/10.1080/10409238.2025.2577956 [所属] Cornell University (米国), University of Minnesota, University of Toronto (カナダ), Botswana International University of Sciences and Technology (ボツワナ), University of Orleans (フランス)
コメント