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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

  iECURE社のECUR-506は生体内遺伝子治療の一種であり、Precision BioSciences社からライセンス供与を受けたARCUSヌクレアーゼプラットフォームを用いたデュアル・アデノ随伴ウイルスベクターアプローチを採用している。一つはPCSK9遺伝子座位を標的として切断するように設計されたARCUSヌクレアーゼを担持し、もう一つは当該部位に挿入するためのOTC 遺伝子の機能的コピーを含んでいる。このアプローチは、患者の特定の遺伝子変異に関わらず、機能的な遺伝子コピーをノックインすることで持続的な発現と潜在的に治癒効果をもたらす。
 ECUR-506は今回、米国FDAの再生医療先進療法の指定と英国イノベーション・パスポート(Innovation Passport)の両方を取得した。これは、現在進行中のOTC-HOPE 試験 [NCT06255782]において、最初の治療を受けた乳児が3ヶ月以内にアンモニア除去薬の投与を完全に中止するなどの、有望な結果が得られたことを受けての判断である。
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