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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

 BGI Researchの研究者を主とする中国の研究チームが、ヒトやラットの腸内細菌の一種であるButyricimonas virosa から、5'-TYTNプロトスペーサー隣接モチーフ(PAM)を認識する新規Casタンパク質BvCas12aを同定しました。そのエフェクターのサイズは1,245アミノ酸、スペーサーの長さは23 ntでした。また、活性な温度範囲は16–50℃で46℃が最適温度でした。
  • BvCas12aは、試験管内で二本鎖DNA切断活性を示し、真核細胞内でゲノム編集活性を示しました。
  • BvCas12aの編集効率はAsCas12aよりわずかに低いものの(HEK293T細胞でindel誘導効率~60%)、真核細胞における編集特異性はAsCas12aと同等かそれ以上でした。
  • BvCas12aが顕著なコラテラル活性を示し、等温増幅と組み合わせることでHPV DNAを効果的かつ正確に検出できたことから、CRISPR Dxのツールになる可能性があります。
 研究チームはBvCas12aを改変し、それぞれPAMとして5’-YYNおよび5’-YN PAMをin vitroで認識する2種類のバリアント、BvCas12a-R (N549R/T606P) とBvCas12a-RVR (N549R/K555V/C559R/T606P)、を作出しました。これらの変異体は、野生型BvCas12aよりも高い編集活性を示し、検出されたすべての部位でin vivoで5’-YYN PAMを認識しました。

[出典]
  • Later too the Editor "Discovery and Engineering of a New BvCas12a Nuclease for Mammalian Genome Editing and Nucleic Acid Detection" Shen X, Huang L, Wang D [..] Lan H, Zheng Y. (bioRxiv 2024-08-07) Sci China Life Sci. 2026-04-16. https://doi.org/10.1007/s11427-025-3281-1 [所属]  BGI Research (State Key Laboratory of Genome and Multi-omics Technologies) (中国), Hangzhou Institute for Advanced Study, Beijing Normal-Hong Kong Baptist University, South China Agricultural University, STOmics Americas Ltd., University of Copenhagen (現) (デンマーク)
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