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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

 数十年にわたり、植物遺伝学者は、遺伝的変異(Genetic Variation:GV)が複雑な形質に影響を与える生物学的メカニズムを解明しようと努めてきました。植物育種家は、GVの効果を総合的に評価した上で、望ましいGVを作出し、選抜し、組み合わせてきました。しかし、広大な植物ゲノムの中でGVの機能的影響を解明することは、砂漠でオアシスを探すようなもので、圧倒的な複雑さを伴う困難な作業です。
 Yazhouwan National Laboratory華中農業大学の研究者達は今回、植物における変異と機能の関係(variation-to-function:V2F)問題への取り組みにおける最近の進歩を概説し、植物V2Fデータベース(PV2F; https://rgmi.hzau.edu.cn/pv2f/)を紹介していますPV2F [右図はWebサイトのトップページのスクリーンショット]。
 レビューでは、大規模ゲノムデータセットの出現と現代の人工知能の進歩を活用し、分子定量形質遺伝子座(molecular quantitative trait loci:mol-QTL)研究 [Aguet F, Alasoo K, Li YI. et al., Nat Rev Methods Primers 2023]、原因遺伝子の優先順位付け、変異効果予測、配列から機能へのモデル化、タンパク質設計など、細胞生物学の様々な層にわたるメカニズム的関係を解明する一連の新しい手法と応用について概説されています。
 さらに、植物育​​種の今後の方向性を示し、設計育種と機能的対立遺伝子選択がスマート植物育種への道を開き、食料安全保障と気候変動における重要な課題への対処につながることを強調されています。

[出典] Review "Exploring the oasis of plant genomes: From genetic variations to function and beyond" Xu Han (1), Zhanxiang Zong (2), Weidong Ning (1) [..]  Shaoping Lu (2), Xuan Yao (1,2),  Hu Zhao (2), Liang Guo (1,2). Mol Plant 2026-05-23. https://doi.org/10.1016/j.molp.2026.05.014
  1. Yazhouwan National Laboratory, Sanya 572025, China
  2. National Key Laboratory of Crop Genetic Improvement, Hubei Hongshan Laboratory, Huazhong Agricultural University, Wuhan 430070, China
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