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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典]
Cas9を標識用ナノ粒子として利用
  • 標的DNAをCas9-sgRNAと混合培養し、ホルムアルデヒドで固定し、磁気ビーズで精製し、マグネシウムイオンで正帯電させた雲母劈開面に吸着させ(Fig.1 -a)、 120 °Cに一旦加熱後冷却することでホルムアルデヒド架橋を外した後、高速-原子間力顕微鏡(HS-AFM)での可視化へ(Fig.2-b)
HF-AFM 1 HF-AFM  2

Cas9ラベリングは高効率で高精度
  • BRCA1, HER2およびTERT遺伝子を標的とするsgRNAでの予備実験;サイトあたりのラベリング効率(Cas9-sgRNAのDNA結合効率)はsgRNAの設計に依存するが、最適化により中央値〜90%を達成;Fig. 2-aは、Aluリピートを標的とするsgRNAによるCas9-sgRNAとBRCA1 long-PCRアンプリコン(12,900bp)との複合体のHS-AFMイメージであり、Fig. 2-b, -cがそれぞれ、TERT (680 bp)とHER2 (645 bp) のHS-AFMイメージ
  • HF-AFMの測定値とゲノム配列からの予測値がよく一致し(Fig. 3-a参照)また、両端をCas9でラベルした比較実験でアンプリコン間の2bpの違いを検出(Fig 3.-b参照)
HF-AFM 3
BCL2-IGH転座の検出
  • DOHH-2細胞株と濾胞性リンパ腫患者のリンパ節バイオプシーにおけるBCL2–IGH転座を精密マッピング(Fig. 4参照);Cas9ラベリングによって、数十ナノメータの間隔を識別可能
HF-AFM 4
市販のDVD光ピックアップユニット(OPU)の利用
  • AFMカンチレバーの試料表面凹凸に応じた振動を検出する系として、FIg. 1-bのレーザードップラー振動計(laser vibrometer)をOUPに換装し(Fig. 5参照、より低いフレームレート(0.5–1フレーム/秒)でレーザードップラー振動計と同等の品質のデータを獲得可能なことを実証
HF-AFM 5
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