(構造生命科学ニュースウオッチ2016/03/29から転載)
- Corresponding authors: Carme Gallego, Martí Aldea (Molecular Biology Inst. Barcelona); Modesto Orozco (Joint BSC-CRG-IRB Programme in Computational Biology, Barcelona)
- タンパク質標識用ペプチドタグには、タンパク質のフォールディング阻害と凝集化、分解、機能の改変または阻害、誤った局在化、などの問題がつきまとっている.スペインの研究チームは今回、そうした問題を起こさないタグをプロテオームから選び出し、inntagsと命名した.
- Antigenic variation database (VarDB)とImmune Epitope Database (IEDB)からバイオインフォマティクスおよびマニュアルキュレーションによって抗原性と溶媒露出度が高く前述の問題を起こす可能性が無いタンパク質ドメイン226種類をエピトープタグ候補として選別し、さらに、細胞での発現実験を経て、IT5、IT6およびIT10の3種類のInntagsへと絞り込んだ.
- Inntagsは、免疫沈降法や免疫蛍光法といったクリティカルなアプリケーションにおいて、単量体のHA, FlagおよびMYCタグより高効率であり、また、多量体のHA、FlagおよびMYCタグが示すタンパク質の機能への影響も引き起こさなかった.
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