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論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

カテゴリ: CRISPR

2025-05-22 Nature Biotechnology 誌刊行論文としての書誌情報とアブストラクトとイントロダクションの一部を追記し、ブログ記事タイトルを「関心のあるクローンを, DNAバーコーディングと塩基エディターを介して, 単離する法'CloneSelect'」から「CloneSelect: 生物種を問 …
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 プラスチック廃棄物は地球規模で環境を脅かし、広く使用されているポリアミドであるナイロンが、繊維、自動車部品、包装材など幅広く利用されていることから、その主因の一つになっている。ナイロンのライフサイクル終了後の分解では、1,6-ヘキサメチレンジアミン(hexamet …
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 神経栄養性JCポリオーマウイルス(JCV)は、進行性多巣性白質脳症(Progressive Multifocal Leukoencephalopathy: PML)を引き起こす。大半の成人はJCウイルスに感染しているが、この病気を発症せず、免疫機能が低下している人で発症する [MSDマニュアルから引用]。 これ …
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 原核生物におけるバクテリオファージに対する適応免疫機構であるCRISPR-Casシステムは、標的核酸配列を認識し切断するための汎用的なツールとして開発されてきた。韓国の研究チームは今回、CRISPR-Cas12aを溶原性のλファージのゲノムに組み込むことで、大腸菌における溶原 …
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 世界中で栽培されている最も重要な油糧作物の一つである菜種(Brassica napus /セイヨウアブラナ)は、カドミウム(Cd)による土壌汚染の長期化により深刻な影響を受けて、収量が減少し品質が低下してきている。B. napus はCd吸着能が高いため、Cd蓄積の少ない種子資源を …
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