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論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

タグ:免疫・療法

 免疫システムは、恒常性を維持し、外部からの脅威に対応するために、高度に特殊化した細胞に依存している。これらの中でも、CD4陽性T細胞コンパートメントは、ほぼ拮抗的な機能を持ち、環境からの刺激に応じて静止状態と活性化状態を切り替えることができるT細胞サブセット …
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 ナチュラルキラー(NK)細胞は、さまざまながん細胞タイプに対して強力な細胞傷害活性を示す。NK 細胞と腫瘍細胞の相互作用の解明は、この50年間で、大きく進歩したが、NK細胞を介した腫瘍細胞の破壊を制御する制御因子はまだ完全には理解されていない。マルセイユを拠点と …
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 CRISPRエフェクターの片方または両方の末端に核局在シグナル (NLS) 配列を組み込むことは、ゲノム編集を容易にするために広く採用されている戦略である。多様な NLS 配列を持つ CRISPRエフェクターの改変バリアントは、優れた性能を示し、核局在と効率的な DNA 編集を促進 …
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 がんの進行は、多様化と選択のプロセス(進化のプロセス)として理解されてきた。免疫系もこの多様化と選択のプロセスに関与し、その過程は、排除 (elimination),平衡 (equilibrium) ならびに逃避 (escape) の連続する三段階からなる「がん免疫編集 (cancer immunoediting …
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 必要なときに迅速に利用できるように製造された同種 (他家) キメラ抗原受容体(CAR)T細胞のバンクは、アクセスしやすく費用対効果の高い細胞療法の可能性を提供する。このため、RNA干渉、タンパク質工学、CRISPR-Casおよび塩基編集ツールを含むゲノム編集、などの細胞工学 …
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