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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

タグ:抗CRISPR

 AcrIIA26は、Streptococcus pyogenes Cas9(SpyCas9)のDNA結合を阻害するタイプII-A 抗CRISPRタンパク質であると報告 [*] されたが、その分子メカニズムは解明されていない。ジョンズ・ホプキンズ・ブルームバーグ公衆衛生大学院の生化学・分子生物学のScott Bailey教授 …
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 バクテリオファージは、細菌のCRISPR-Casシステムが提供する適応免疫に対抗するために、抗CRISPR(Acr)タンパク質を進化させてきた。現在、120を超えるAcrファミリーが、それぞれ多様な阻害機構を介して、12種類近くのCRISPR-Casシステムに対抗していることが、知られてい …
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[注] SAVED(SMODS-associated and fused to various effector domains) 細菌やアーケアに見られるタイプIII CRISPRシステムは、外来RNAを検出すると、通常、環状テトラアデニル酸(cA4)などの環状オリゴアデニル酸セカンドメッセンジャーを生成する [#1] 。このセカンド …
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 原核生物とファージ、プラスミド、トランスポゾンなどの可動性遺伝要素(MGE)は、進化的軍拡競争(evolutionary arms race)を続けてきた。近年では、細菌とアーケアが帯びているCRISPRーCasシステムの発見に続いて、ファージが帯びているanti-CRISPRタンパク質 (Acrs)が …
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 緑膿菌で同定されたタイプI-E Acrタンパク質であるAcrIE9は、Cas7eサブユニットと相互作用することで、Cascadeを介したDNA結合を阻害するとされている。しかし、その構造基盤と正確な阻害機構は不明であった。韓国の研究チームは今回、X線結晶構造解析で決定した結晶構造 ( …
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