細菌由来のCRISPR-Cas9システムは、その高いプログラム可能性により、生命科学分野で広く応用されている。一方で、このシステムは細胞毒性や副作用を伴っていることから、その活性を時空間制御する様々な手法が開発されている。その中で、抗CRISPR(Acr)タンパク質に基づ …
続きを読む
タグ:抗CRISPR
構造的に異なるAcaタンパク質ファミリーによる抗CRISPR (Acr) オペロンの制御
[注] Acr (anti-CRISPR) ; Aca (anti-CRISPR associated) 進化的軍拡競争の中で、細菌やアーケアにはファージなどに対する適応免疫を提供するCRISPRーCasシステムが内在し、ファージはCRISPRーCasシステムに抗する(anti-CRISPR: Acr)タンパク質が内在するに至った。興 …
続きを読む
微生物宿主の酵素を乗っ取ることで, CRISPR-Cas適応免疫を回避する抗CRISPR (Acr) タンパク質登場
CRISPR-Casシステムは、微生物宿主にファージ感染に対する強力な適応免疫を提供する。これに対し、ファージは抗CRISPR(Acr)タンパク質を用いてCRISPR免疫を回避する。これまでに同定された数少ないタイプIII Acr [*]は、タイプIII CRISPR/Cas適応免疫システムに対抗する …
続きを読む
遺伝子操作が困難な細菌のCRISPR-Cas9ゲノム編集を, 抗CRISPRタンパク質によるCas9活性制御により実現
CRISPR技術の開発はゲノム編集 (GE) に革命をもたらした。しかし、細菌においては、CRISPR関連タンパク質の細胞毒性により、CRISPR GEの適用が困難な場合がある。この課題の解決を目指して、フランス石油研究所の研究チームは今回、古典的なCRISPR-Cas9構成要素の誘導発現 …
続きを読む
AcrIE8.1は, CascadeのサブユニットCas11に直接結合することでタイプI-E CRISPR-Casシステムを阻害する
CRISPR-Casシステムは、外来遺伝子要素を認識し破壊することで、細菌に適応免疫を提供する。タイプI-E CRISPR-Casシステムは、複数のサブユニットからなるCascade複合体を用いて標的DNAを検出するとCas3ヌクレアーゼをリクルートして標的DNAを分解する。この防御機構を克服 …
続きを読む