crisp_bio

論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

タグ:新型コロナ

- 英国、米国、日本、ベルギー、ナイジェリア、中国の研究チームによるコウモリ・ウイルスの系統地理学的解析からの結論- キクガシラコウモリ(Horseshoe bats)は、2002年のSARS(Severe acute respiratory syndrome: 重症急性呼吸器症候群)の発生とCOVID-19パンデミックの …
続きを読む

 スエーデンのカロリンスカ研究所と英国のカーディフ大学を主とする研究チームが、地理的に独立した両国のCOVID-19患者グループ(のべ265人)に由来する血漿サンプルのプロテオーム解析と、フローサイトメトリーによる免疫学的分析を行ない、ロングCOVIDにおける呼吸器疾患 …
続きを読む

 TMPRSS2細胞表面プロテアーゼは、標的細胞への侵入を促進するために、広範な呼吸器系ウイルスによって利用されている。ACE2とともに、TMPRSS2はSARS-CoV-2感染の鍵となる因子である。 TMPRSS2はウイルスのスパイク・タンパク質の切断を仲介し、ウイルスエンベロープと宿主 …
続きを読む

 2025年3月下旬、「存在しないパンデミックの対応に納税者のお金を無駄にすることはない」と、米国立衛生研究所(NIH)は数十のロングCOVIDプロジェクトへの資金提供を打ち切った。 2024年に、米国のロングCOVID患者は1100万人を超え、この疾患による労働時間の損失は年間1 …
続きを読む

 COVID-19の神経画像に関する文献の大部分は、感染後の急性期と臨床的に明らかな病変に焦点を当ている。一方で、脳の構造に対するCOVID-19の慢性的影響は明確にされておらず、COVID-19感染後の脳容積の違いに関して、既存の構造神経画像研究には矛盾がある。カナダの研究チ …
続きを読む