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論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

タグ:CRISPRDx

 日齢のヒナの正確な雌雄識別は、レイヤー(採卵鶏)生産において極めて重要であり、また、ニワトリの胎生期に早期の雌雄判別法を確立することは、動物福祉にとって不可欠である。武漢を拠点とする研究チームが、LAMP-CRISPR/Cas12aによる迅速で簡便な雌雄鑑別法を開発した …
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 CRISPRに基づく診断法(CRISPR-Dx)の最近の進歩は、特異性の高い分子検出の可能性を示してきたが、Cas酵素のトランス切断活性の反応速度が遅いことで感度が制約されることが多く、その多くが標的核酸の前増幅を必要としていた。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校を主 …
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[注] イムノアッセイ (immunoassay / 免疫学的検定) 臨床診断において、低濃度の標的タンパク質の定量は、ELISA(Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay)に代表されるイムノアッセイによって行われるが、この測定は時間を要する。現在までに、より迅速で安価な分析を可能にす …
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 食用肉に対する世界的な需要の増加と共に、漁業と畜産業が急成長を遂げている。しかし、気候変動、人口増加、国際貿易によって悪化した新たな病原体の出現と世界的な蔓延は、畜産と漁業に重大な脅威をもたらしており、高精度な病原体のPOCT(Point Of Care Testing/簡易迅 …
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 前立腺がんの特異的な核酸バイオマーカーであるProstate cancer associated 3 (PCA3)は、前立腺がんにおいて前立腺特異抗原(PSA)よりも早く現れる可能性がある。現在、PCA3の検出に用いる尿は、デジタル直腸診(digital rectal examination: DRE)の後に採取される。しか …
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