[注] PEA (proximity extension assay): 標的タンパク質を認識する一対の特異的抗体を利用する。この抗体には特定のssDNAが結合されており、一対の抗体が異なるエピトープで標的タンパク質に結合すると、2本のDNA一本鎖は近接して互いに補完し合い、DNAポリメラーゼによって …
続きを読む
タグ:Cas12a
創傷治癒を促進する注射用PDRN:禁止されているドーピング方法としての可能性と、CRISPR/Cas12aシステムによる簡便な検出
[注] PDRN(Polydeoxyribonucleotide / ポリデオキシリボヌクレオチド) シロザケ(chum salmon / Oncorhynchus keta)由来のPDRNは、VEGF、FGF、HIF-1などの成長因子を活性化することで創傷治癒を促進する特徴から、医薬品、化粧品、サプリメントとして販売されている。一 …
続きを読む
ヒト細胞における Cas12a 変異体24種類の活性と特異性の高度に並列化されたプロファイリング
野生型のCas12aに対して、その標的範囲を広げ、遺伝子編集の特異性や効率を改善するために、いくつかのバリアントが作出されてきた。しかし、Cas12aの多くのオーソログの中から、特定の標的配列に最適なバリアントを選択することは依然として困難である。今回、中国の研究 …
続きを読む
CRISPR–Cas12aにおいて, REC2–NUC相互作用が 非標的鎖切断に続く標的鎖切断を促進し, トランス切断を抑制する
CRISPR-Cas12a は、ガイドRNA (crRNA) に誘導されて標的のdsDNAをシスで切断し、続いて、トランスで非特異的に ssDNA を切断し、この標的dsDNAは、トランス切断活性(コラテラル活性)のアクチベーターと呼ばれる。標的dsDNA切断の活性は、さまざまな生物のゲノム編集に利 …
続きを読む
CRISPR-Cas12aの極めて柔軟なドメインが, Rループの形成を誘導し, 非標的鎖に続く標的鎖の切断に向けてRuvCのコンフォメーションをリセットする
テキサス大学オースティン校とカリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームは今回、コンパクトな Cas12a内のRループ形成によって標的DNAの認識とヌクレアーゼ活性化が実現する構造基盤を明らかにすること目的として、クライオ電顕法により、野生型 Acidaminococcus sp. C …
続きを読む