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論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

タグ:Cas12a

[注] TropD-Detector(Tropical Diseases Detector) シャーガス病(アメリカトリパノソーマ病; サシガメ病)は、世界中に分布する人獣共通感染症で、寄生虫Trypanosoma cruzi によって引き起こされ、主に、感染したサシガメの糞便を介して伝播する。新たな症例が出現して …
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1. グラスファイバー上のCRISPR-Cas12a免疫センシングを介して変形性関節症の多重な炎症バイオマーカーのポイントオブケア定量化を実現 ポイントオブケア(POC)におけるサイトカインおよび炎症因子の検出による炎症定量化は、疾患の管理と予防に不可欠である。変形性関節症 …
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 ブラジルの研究チームは今回、Cas12aの標的DNAで活性化されるトランス切断をベースとする電気化学バイオセンサーの最適化を経て、緩衝液中のdsDNA標的に対し、前増幅ステップなしで検出限界 20 aMを達成した。また、標的配列のミスマッチが切断効率を低下させ、PAM含有配列 …
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 華中農業大学を主とする中国の研究チームは今回、高いシス切断活性およびトランス切断活性、広範なPAM範囲、あるいは特定のssDNA選択性を示す新規Cas12aシステムの同定を目指した。この目的を達成するために、バイオインフォマティクススクリーニングと特性解析を組み合わ …
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 CRISPRベースの技術の登場はゲノム編集に革命をもたらし、多様で効率的かつ特異的なエフェクターを備えたCRISPR関連タンパク質(Cas)ツールボックスを拡充しようとする勢いが持続している。また、これまでのCRISPR-Casシステムの中で、Cas9に無い特徴を備えたトCRISPR-Cas …
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